



クライマタリアン
プロジェクト概要
「クライマタリアン」とは、地球環境のために食由来の温室効果ガスの排出量が少なくなるよう配慮した食生活を選択する人のことです。特定の食材を禁止するなどのルールはなく、サプライチェーン全体で温室効果ガスの排出量が少ない食材を選択するという考え方が特徴です。比較的自由度が高く、それぞれの生活者が実現しやすい方法で実践可能なライフスタイルです。
気候変動はより多くの人を巻き込んで取り組む必要のある地球規模の課題ですが、いち生活者の実感値としては自身から遠く感じられることも多いため、「食」という身近な切り口でアプローチができることを伝えています。
このプロジェクトを通して、「クライマタリアン」というライフスタイルをもっと身近に感じ、手軽に実践できる環境を提供していきます。
越境テーマ
人にも地球にもやさしい食事をおいしく楽しみながら豊かに生きる
プロジェクト詳細
RUN RECORD これまでの走行記録
2022年4月 PROJECT KICK OFF
2022年5月 クライマタリアンの一般化に向けた課題の整理
2022年6月 クライマタリアンやその考えに賛同する方へのグループインタビュー実施
2022年7~8月 課題の再整理と解決案の検討
2022年9月~ 解決策としてレシピサイトの具体化検討
2023年4月 「アースデイ東京2023」に出展
温室効果ガス排出量の分かるレシピサイトの詳細を検討しています。クライマタリアン実践者や興味を持っている人が実践に踏み出し、その効果を実感するために、どのような機能やインタフェースがあると良いか検討をしています。
今後、クライマタリアン対応のレシピサイトの公開を検討していますので、ご興味ある方は是非ご利用ください。

GHG:温室効果ガス、Greenhouse Gas
g-CO2e:温室効果ガスのCO2換算値(メタンや一酸化二窒素など含む)
プロジェクト参加メンバーコメント
※参加メンバーの肩書は2022年11月現在のものです。
Mayu / Quisine 代表
「クライマタリアン」の実践者を増やしていくために、この食のスタイルの環境価値と健康価値の可視化を行い、その価値を生活に落とし込む実装に取り組んでいきたいと思っています。そうしておいしく楽しく気候変動への取り組みを行うクライマタリアンが増えることで、現在「がまん」や「負担」と思われることも多い気候変動アクション自体のイメージを塗り替えていきます。
平田紀史 / KDDI総合研究所 コアリサーチャー
「環境に配慮しましょう」と言われても普段から実践するのはなかなか難しいと思っていました。一方で、食は毎日の行動であり創意工夫もしやすいので、食から環境問題にアプローチするのは、広がりがあり面白いことができそう!と思っています。このプロジェクトで環境にも人にも配慮した未来の食生活を考えていきたいです。
MEMBER
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