



Project W
プロジェクト概要
現在主流の結婚式のスタイルに違和感や疑問を感じる“ふたり(Double)※”を対象に、既存の結婚式(儀式)サービスへのペインやニーズを抽出し、挙式に伴う障壁と本質的な価値を定義します。それらを踏まえ、従来の結婚式に代わるもっとも心地良い“関係性更新”の機会を提案します。
2030年には、“ふたり”が真に望む結婚式(儀式)の形が無数存在し、それが社会の中で普遍化することを目指します。
※ ふたり(Double)とは、夫婦関係によらないあらゆる人と人
越境テーマ
あらゆる“ふたり”の婚姻関係をより心地良いものにするには


RUN RECORD これまでの走行記録
2022年6月:Project Kick Off
2022年12月:第1回ワークショップ開催
2023年2月:次のステップに向けて準備中
第1回ワークショップのリフレクションを経て、先進的生活者が実践している「一般化したいパートナーとの結婚式(儀式)」の具体化とその普及を妨げている障壁、またその障壁を打破できそうなソリューションアイディアについて議論中。
プロジェクト参加メンバーコメント
杉原賢 / Project W プロジェクトリーダー SWITCH DE SWITCH 代表
法律婚、事実婚、同性婚など、世界的なパートナーシップの多様化に伴い、近年では日本でも結婚式の在り方が細分化しつつあります。多様なニーズに合わせて選択肢が増えることは素晴らしいことです。本プロジェクトでは、既存する全ての選択肢を肯定し、それらを包括する新しい仕組みを考え提案していきたいと思います。
加藤翼 / 株式会社qutori CEO
コミュニティマネージャーとして人間の契約(engagement)や儀式(ritual)の形態に興味を持ってきた中で、結婚式というテーマは1人1人の人生でも一つの大切な契機だと思っています。多様なパートナーシップの在り方や夫婦という関係性だけじゃない広い意味での「結婚」について自由に未来を描いて見たいと思っています!
菅野舞雪 / 株式会社ten-sen 代表
前職で、場所や形式に捉われない結婚式のプロデュースに従事。結婚は「ふうふ※」となる“ふたり”だけにとどまらず、あらゆる人と人の関係性が更新される機会と捉えるようになりました。その機会がより良いものになるよう、このプロジェクトを通して可能性を探求していきたいと思っています。
※ ふうふとは、男女のカップルに限定しない婚姻関係にある“ふたり”のことを意味します。
小林亜令 / KDDI総合研究所 執行役員
自分自身は、遠い昔に、ごく一般的な結婚式を挙げたっきりのタイプなので、Project Wへの参加を通じて、未来のパートナーシップや儀式の在り方を理解し、技術を駆使して多様性確保に少しでも貢献できればと思っています。
水口恵美子 / KDDI総合研究所 コアリサーチャー
多くの“ふたり”にとって人生最大規模の記念イベントとなる結婚式ですが、最初から実施しないという選択をするカップルも一定数存在します。現在主流のスタイルに捕らわれないあらゆる“ふたり”が望む結婚式(儀式)の形を知り、それを実現させるためのアイディアを考えていきたいと思います。
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