ようこそ、未来を待たない者たちの秘密のオアシスへ FUTURAGATEWAY
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杉原 賢

杉原 賢

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Profile
“見えないを価値にする”プロジェクト『SWITCH DE SWITCH』代表 。1990年ソウル生まれ山梨県育ち。ジュエリーデザイナー。ジュエリーアーティストとして活動した後、結婚指輪のデザイナーとして2000本以上の指輪をデザイン。結婚指輪を通して多様なパートナーシップの在り方を学び、結婚指輪がマジョリティ(結婚)とマイノリティ(非婚)の境界線を生み出していることに気づく。その後、境界線を見えなくするため、“ふたり指輪”ブランド『CONNECT』を創立。受賞歴にグッドデザイン賞、World Jewelry Design Award、Japan Jewelry Design Awardなど。
 
Q1.“越境走者”として現在取り組んでいること
多様性を包括するために“見えないを価値にする”活動をしています。現在取り組んでいるのは、多様なパートナーシップを包括するためのプロジェクト、“ふたり指輪”『CONNECT』のブランド運営です。“ふたり指輪”とは“結婚指輪”の機能(左薬指につけることで結婚を示す)を包括する指輪です。『CONNECT』ユーザーのパートナーシップは法律婚、事実婚、同居人など様々ですが、“結婚指輪”としてつけているかどうかは私達にも見えません。
 
Q2.これから越境しようとしているもの
多様性を包括するために“見えないを価値にする”活動を続けます。世の中には、未だ多様性を受け入れきれていない言葉や仕組みが多く存在するためです。かつて、看護の仕事に就く人は「看護婦」と呼ばれ、女性の職業として社会的に位置づけられていました。しかし2002年より呼称を「看護師」と改めたことで、看護職に就く男性は年々増え続けています。言葉により性別が“見えなくなった”ことで多様性が実現した事例です。埃を被った言葉と仕組みを改めることで、関わる人のパーソナリティは“より良く見えなくなる”。そうすることで多様性は包括できると信じています。

Project W

“結婚式”の多様性を考えるワークショップ

Social inclusion

あるべきダイバーシティの実現に向けて、結婚式・結婚指輪の価値を考える 杉原賢