Farm to Park
プロジェクト概要
Farm to Parkは、地域コミュニティの「つながりの希薄さ」という課題を、コミュニティファームで「あそび」「まなび」を創出し解決するプロジェクトです。
人々の暮らしは「便利さ」を追求してきた結果、「つながり」が犠牲になってしまった歴史があります。そこで、これまで蔑ろ(ないがしろ)にしてきたものの一つである「共同で農作物を生産し、食の場を共にする」ことを実現し、程よい便利さと程よいつながりを探求します。
例えば、現在さまざまなエリアでスマートシティ構想が立ち上がっていますが、多くの地域では住民の暮らしとの調和が取れず、条例化に歯止めがかかって実現に至っていません。そのような背景から、共有地であり、つながりの集積地である「コミュニティファーム」で、ウェルビーイングな地域社会を追求し社会実験する未来がすぐ近くにきていると考えています。まさに、地域住民と行政、企業が交差する、あそび・まなび・暮らしの拠点です。
私たちは、畑という余白を活用し「あそびとまなびでつながる」日常を目指します。
越境テーマ
地域の余白であそび、まなび、つながる2030年の日常
RUN RECORD これまでの走行記録
2022年4月 PROJECT KICK OFF
2022年10月 コミュニティ ファーム「大相模ガルテン(埼玉県越谷市)」をプレオープン※2023年4月より正式オープン
2023年2月 コミュニティ ファーム「FUKAYA CORN(埼玉県深谷市)」の活動を開始※2023年4月より一般公開
2022年10月より、実証実験の場であるコミュニティファーム「大相模ガルテン」をプレオープンしました。埼玉県越谷市大相模地区にある当農園は、「はたけ で あそぶ」をコンセプトに、農地を活用したあそび・まなびのコンテンツを発信していきます。
プロジェクト参加メンバーコメント
瀬戸山 匠 / 株式会社Share Re Green 代表取締役
私が生まれ育った都市近郊エリアでは、いまだに農地が減り、住宅や駐車場が増えていて、どうにか畑として活用できる状態で農地を残したいと強く思っています。このプロジェクトは「住民のウェルビーイングをどのように高められるのか」というテーマに対し、行政や企業が旗振り役となって改善策を追求する実証実験です。「畑」という場の価値自体を再定義していければと思います。