



Make Your Own Compass
プロジェクト概要
Make Your Own Compassは、誰もが「なりたい自分」になれる働き方・生き方の実現を目指すプロジェクトです。
人生100年時代とVUCA(*)時代が同時に到来したことで、「なりたい自分」になるためには、ゴールまでの道筋が描かれた地図ではなく、今この瞬間に自分が何をするかを判断するための行動指針(コンパス)を持ち、柔軟に働き方を変化させながら生きていくことが必要になっています。
ここFUTURE GATEWAYに集う、先進的な生活を実践されているt'runner(ランナー)は、自分だけのコンパスを持ち、組織に縛られない柔軟な働き方によって、「なりたい自分」を目指す生き方を実践されています。本プロジェクトでは、このt'runnerをお手本にしながら、誰もが「なりたい自分」になれる働き方・生き方の実現を目指します。
*VUCAとは、Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguityの頭文字を取った造語で、社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のことを意味します。
越境テーマ
誰もが「なりたい自分」になれる働き方・生き方を実現する
RUN RECORD これまでの走行記録
2022年7月 PROJECT KICK OFF
2022年7月~9月 t'runnerの特徴や特徴を得るために必要な行動・意識の仮説を議論
2022年9月 仮説検証用のアンケート実施
2022年10月~12月 グループインタビュー*の企画
2023年1月 グループインタビュー実施
2023年2月~ インタビュー結果をもとに今後の方針を検討中
*グループインタビューとは、調査対象者4~8人程度で1つのグループを作り、調査対象内容について座談会のように自由に発言してもらうことで、調査対象者の考えや本音を収集する調査方法の一つです。
最新のステイタス
働く上でのt'runnerの特徴とその特徴を獲得するために必要な行動・意識の仮説をプロジェクトメンバーで議論して導出し、その仮説を検証するためのアンケートを実施しました。その結果、働く上でのt'runnerの特徴は、「仕事と趣味の境界が曖昧」、「フットワークが軽い」、「仲間づくりが上手い」の3点が存在し、これらの特徴を獲得するためには「新しいことに挑戦する心理的ハードルが低いこと」等が重要であるとの仮説を得ました。
この仮説をグループインタビューによって深掘りし、「なりたい自分」になれる働き方・生き方を実現するために必要な要素を導出しています。

プロジェクト参加メンバーコメント
木場俊 / KDDI総合研究所 コアリサーチャー
私の「なりたい自分」は、自分の子どもが「かっこいい」と思える父親になることです。そのために、仕事だけでなく、育児・家事も完璧にこなす父親を目指して日々精進していますが、中々思い通りにならず、今この瞬間、自分は何をすべきなのか、シンプルに判断できる行動指針が欲しいと思うようになりました。誰もが自分だけの行動指針を手に入れて「なりたい自分」になれる働き方を実現するために、このプロジェクトを推進しています。
安藤 智博 / していいシティ代表
t'runnerは、未来のあたりまえになり得るであろう先進生活の兆しに着目しながらプロジェクトを展開しています。課題意識や関心領域は違えど、まだ見ぬ社会に対して共通するマインドセットがあるのではないでしょうか。このプロジェクトを通して、t'runnerの価値観を紐解き、未来への前進を加速できると期待しています。
古山正裕 / ヘルプユープロジェクト代表
VUCAなこの時代に「自身の羅針盤をもつ」このプロジェクトは、とても魅力的に映りました。マルチステージを生きるためには、内省そして他者との対話を行なうこと。現在地を知り筋道を立てることで、目標に向けて実践していけるのではないかと考えています。今は右でも明日は左かもしれない。それくらいの変化を楽しみつつ、毎日を生きる人を増やしていけたらと思います。
江島啓 / KDDI総合研究所 コアリサーチャー
なりたい自分になることは、「なりたい自分を定義」し、「今の自分を認識」し、その「ギャップを埋める」ことです。どれも簡単なようで難しく、多くの人が迷うポイントになっているのではないでしょうか。本プロジェクトを通して、5年後の自分を楽しみにしながら毎日を生きていく、そんな生き方を実現したいと考えています。
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