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牧内 恵一朗

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Profile
1988年、長野県出身。組み込み系システムエンジニア。航空機の自動操縦制御ソフトウェアの設計開発などの仕事を経て、現在は海外のカジノリゾートのシステム開発を行う。プライベートでは、持病である「吃音症」という言語障害を糧に、吃音のセルフヘルプグループで活動したり、同じ障害をもつ仲間と一緒に吃音のある就活生の就労をサポートするNPO法人を運営した。また、ビジネス図解研究所(現:図解総研)という企業のビジネスモデルを分かりやすく図解するコミュニティに参画し、9万部を超える「ビジネスモデル2.0図鑑」という書籍を出版した。
 
Q1.“越境走者”として現在取り組んでいること
コミュニティを通じ理解されにくいマイノリティな障害の認知度を上げる活動をしています。自己紹介でも書いたように、私は吃音症という世間一般に認知度が低い障害をもっています。同じように知られていない障害は他にもたくさんあり、これを総体して私は「マイノリティ障害」と呼んでいます。マイノリティ障害を持つ人は一般的に知られている障害を持つ人とは違う課題や悩みを持っています。例えば吃音の場合、障害名を言ってもその一言で理解されないことが多く、後で問題が拡大することもあります。多様性と言われる社会において、いまだ可視化されていないマイノリティ障害を可視化したいと思っています。
 
Q2.これから越境しようとしているもの
私が越境しようとしているものは、マイノリティ障害者と社会の間の境界です。まず、専門機関との間にある境界は、吃音の場合、成人の吃音を扱っている医療機関は非常に少なく都市部に集中しているため、地方にいる人や時間がない人が医療機関を受診するのは困難です。これは当事者の絶対数が少なく、それに応じて医療機関や研究機関が少ないので必然的にこういった問題が発生します。これは例えば、テクノロジーの力で治療をオンライン化し、場所や時間を選ばず治療を受けられるようにすることで解決できるのではないかと考えています。

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