ようこそ、未来を待たない者たちの秘密のオアシスへ FUTURAGATEWAY
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若林 拓哉

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Profile
建築家/株式会社ウミネコアーキ代表取締役/つばめ舎建築設計パートナー/株式会社NODパートナー。1991年神奈川県横浜市生まれ。2016年芝浦工業大学大学院修了。同年よりフリーランスとして活動開始。建築設計にとどまらず企画・不動産・運営の視点から総合的にプロデュースし、「なぜ建てるのか?何を建てるのか?それは本当に必要なのか?」といった建築の社会的価値を再考する。主なPJに、地域のための食の拠点「新横浜食料品センター」(計画中)、高知市・菜園場商店街のまちやど「TOMARIGI HOSTEL-Shu-」(2019年)、ナリワイ型賃貸集合住宅「欅の音terrace」(2018年、つばめ舎建築設計と協同)等。主な受賞歴に「欅の音terrace」が「グッドデザイン賞2019」ベスト100等。
 
Q1.“越境走者”として現在取り組んでいること
建築空間は人間の周囲に広がる不可欠なものでありながら、その価値はあまりよく認知・理解されていると言えない状況です。建てることを前提に話が進み、事後的にコンセプトやコンテンツを決めたり、経済合理性ばかり追求して使い手を顧みない空間に溢れています。そしてそれが当たり前になってしまっているのが日本社会の現状です。そこで、事前リサーチをベースに企画・コンセプトの構想、建築設計、不動産、運営という一連のプロセスすべての視点から総合的にプロデュース、トータルデザインすることで、建築の在り方自体と批評的に向き合い、夢を実現する手段の一つとして建築を位置づけ、提案しています。
 
Q2.これから越境しようとしているもの
建築が扱うのは非常に大きなスケールの実体ですが、モノをつくるという観点で言えば、様々な領域に通じているとも言えます。実際、建築を構成する各要素はmm単位の小さなスケールであり、建築はそれらの集合体です。それら各要素を単体ではなく、空間全体の中の位置づけとして捉えることに特徴があります。また建築は構造、歴史、物流、素材、法律等といった非常に多角的な視点からモノづくりをしています。これらの横断的なスケール感を活かし、プロダクトやファッション、食、健康、農業などといった他領域にも、形をつくる存在としてどのように関わり、何をアウトプットできるのかについて思考し、実現することに挑戦していきます。