MEMBER

Profile
1995年愛知県生まれ。横浜国立大学 理工学部 電子情報システムEP卒業。東京大学大学院 学際情報学府 先端表現情報学コース修了。森ビル株式会社 新領域企画部所属。テクノロジーとアートで都市と人をつなぐことをミッションに、Speculative Urban Designerとして活動。
大学在籍時は信号処理を研究しながら、結婚式場での映像制作、MVの監督・撮影・編集を経験。大学院ではスマートフォンを用いた屋内測位と行動認識を研究しながら、インスタレーション制作や都市デザインの企画立案を経験。森ビルでは、新領域企画部にて虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE」の企画と立ち上げに従事。
　
Q1.“越境走者”として現在取り組んでいること
個人として、未来の都市をよりよい方向に導くための議論を活性化させる表現活動を行っています。「Phosphorescent City」では、蓄光塗料が建築ファサードに応用された未来の都市をVRで表現しました。
また、小さなチームで街歩きのアプリ開発を行っています。感性情報や位置情報に基づき、本当に出会うべき3つの場所だけを提示するプロダクトです。
森ビルでは、テクノロジーやアート、エンタテイメントやビジネスなど、様々な領域の結節点となるような情報発信拠点「TOKYO NODE」の立ち上げに携わっています。音楽ホールのイベント企画やXR関連のプロジェクトを担当しています。
　
Q2.これから越境しようとしているもの
情報空間と現実空間の領域を越境しようとしています。デジタルテクノロジーの発展によって、現実空間である都市や建築を様々なレイヤーで拡張することが可能になっています。
そのとき、相対的に浮き上がってくる現実空間の価値に、リアリティの本質が潜んでいるはずです。能動的に自分の感性に合った空間を求めるライフスタイルを、さまざまな形で浸透させていきたいです。